近所のスーパーでピーターラビットが格安で手に入るキャンペーン、私はせっせせっせとスーパーに通いつめ、1日1枚ずつそのシールをゲットしてゆきました。そのうちひょんなことから知り合いがそのスーパーでいつも買い物をしている話になり、 シールが無駄になるからと、私にくれるようにもなりました。 だんだん応募用紙にシールが貯まってくるようになると、ピーターにしようか、 そのほかのキャラクターにしようか迷いましたが、私はお母さんなので、ピーターはやめて、 ピーターのお母さんにしたのです。 こどもには、私が死んだら、棺おけにピーターのお母さんのぬいぐるみも入れて焼いてくれ、 と言っていやがられています。 そもそも、私が子どものころ、確か小学校6年生か中学校1年くらいのときに、ピーターラビットのおはなしを知って、 うさぎが人間とおなじように服を着ていること、 その姿が余りにも写実的でありながらにんげんっぽいのが とても気に入ってしまったのがはじまりです。 うさぎといえばミッフィーちゃんのとってもカンタンな線で描かれている うさぎの特長を見事につかんでいるうさぎの絵も好きですが、やっぱり、ピーターが好きです。 そういうわけで、当時5000円近くしたかな?自分でも奮発した! という金額だったと思うけど、とうとうピーターラビットのぬいぐるみを買ったのです。 リアルなうさぎの姿を想像しながら、夜に枕元においてピーターと眠る。 そんな生活が続きました。 |
シールを集めてピーターラビットを買う
近所のスーパーで年末から翌年にかけて変わった企画をやってました。
「シールをあつめてピーターラビットのぬいぐるみを得に買おう!」というもので、 1000円ごとに1枚ピーターラビットのかわいいシールがもらえます。 その枚数によって、小さいピーターラビットから抱くのに手ごろな中型のピーターラビット、 さらにはジャンボサイズのピーターラビットのぬいぐるみがあります。 割引き率は最大70%引きにもなるというものでした。 小さいものは、机の上のマスコットという感じの大きさで20センチくらいのもので、 記憶があいまいですが、15枚くらいで840円で買えるものでした。
私はがんばって、24枚(もう、記憶が定かでない。)くらいだったか集めて 1580円くらいで中型のピーターラビットのお母さんをゲットしました。 もう、販売期間締め切りギリギリの年明けにようやく購入できたというものです。 あまり普段いかないスーパーだったのに、そう、2ヶ月に3回いけばいいほうという来店頻度。 それが、ピーターラビットほしさに(というか、ちょっとシール集めてみようかな)と思い立って、 お買い物をそこのスーパーでわざわざしました。 申し訳ないけど、あんまり手ごろな値段の商品が置いていなくて、 同じものでもダントツに他のスーパーのが安いので、何を購入すればいいのか困ってましたが、 ビールなんかはどこのスーパーで買ってもバラ買いならそんなに値段は10円くらいしか変わらないので、 ビールをメインに、あとはこどもに買ってやるお菓子なんかで、 1回のお会計が1300円から1500円くらいになってシール1枚もらうといったぐあいの買い物でした。
スーパーでは、いろんなものでシールを使ってキャンペーンをやっていると思います。よく配られるのが、調理器具(なべやフライパンや包丁セットなど)で、私は買う予定がないのでそのつどレジで辞退していましたが、今回は違いました。私の大すきなピーターラビットです、店頭には大、中、小と大きさがわかるようにピーターラビットのかわいいぬいぐるみの実物も展示していました。
そもそもシール集めてそれが引き換え、というわけでなく、「安く買えますよ!」というものなのに、私はその企画に釣られました。いったい何人の人がその企画にはまったでしょう。なぞです。でも、ほとんどそのスーパーでは買い物をしていなかった私が、毎日のように通いつめて1千以上の買い物をコンスタントにすること、これこそがその企画の結果でしょう。おまけに、私はそこのPB商品のポテトチップスが案外おいしいことを知って、キャンペーンが終了したあともそのポテチ目的でそのスーパーに立ち寄ったりしています。