ゴールデンウィークの思い出

子どもが小さいときは、毎年キャンプに連れて行っていました。

大自然の中での「お泊り」は子どもたちにとって非日常の連続だから、かなりテンションがあがっていました。川のせせらぎの音がする「道志」のオートキャンプ場は複数回利用しました。私は、「川のせせらぎ」というより、濁流の音のように聞こえて、夜もその音に慣れるまで苦労して、寝つきが悪くなってましたが。 そうはいっても。子どもが幼稚園くらいの頃は、自然の中でいろいろな体験をさせることができるので、年1回か2回はキャンプを家族でするように、と積極的に企画しました。アウトドアの活動の中で息子が喜んだのは、野外での料理。父親が火を起こして、お湯を沸かしてカップヌードルを作ったり、鉄板で焼肉やバーベキューをしたり。

お父さんが「火を絶やさずにしろよ」と息子に言うと、言いつけを守ってず~~~っと長時間薪を火にくべ続けていたっけ。こんなに集中するなんて、うちの子すごい!って感心したけど、確かに、焚き火の炎を見つめているのって飽きないです。子どももそんなところがあるのだと思いました。

さて、そんな料理や焚き火や虫取りに夢中だった息子たちも、今では高校生と中学生。 受験も一段落した年で、ここはゴールデンウィークに家族でまとまって再びキャンプに 行こうと計画しました。

いままでと違うのは、テントを張るのはやめてバンガローに泊まること。 キャンプグッズは最低限にして、食材を充実させること。 親のほうも年齢を重ねてのアウトドアは少々荷が重いのです。 情けないけど、車で移動しただけで、現地についたら、スグ一杯やりながらゆっくりしたいと。

でも今回のキャンプは、火起こしも料理も息子たちが何から何までやってくれました。成長したな~