富士山と芝桜

ゴールデンウィークは実家に帰省するのがいつもの過ごし方ですが、 今年は河口湖にキャンプに行ってきました。

翌日数日前から富士山をバックに芝桜が一面に植わっているという、 公園が話題だとテレビで言っていたことから、せっかく近くに来たので、 行ってみる事になりました。でも、テレビのニュースだけでは情報不足だった・・・

芝桜満開の季節、混雑が予想されるとのことで、通常の開園時間より少し時間を早くしていることを 知っていれば!あんなすさまじい車の渋滞にも出会わなかったかもしれなかった。

実際、河口湖を出発したのが午前10時ごろ。 やられました~~~~!!本当に人生史上経験したことのない大渋滞に遭遇してしまいました!最初は余裕の気分で、「うわ~やっぱり富士は日本のへそだわね」と実感。

車のナンバーが大宮、大阪、春日部、名古屋、湘南、京都、秋田、横浜、新潟とバラエティに富んでる!最初はのんきだったけど、 結局、3時間もかけて河口湖から芝桜の満開の公園へ・・・ 途中で風穴や有名な「青木が原樹海」のある場所を通過して一本道をじりじりと進みます・・・ 3時間もかかる距離じゃないでしょ~

さらに、渋滞の車中、 情報を仕入れようと、 その芝桜の咲いている公園のホームページにアクセスしてみると、 駐車場の収容台数は1000台。 大丈夫かな~せっかく公園に向かっているのに着いてみたら満車だったら泣くに泣けない!! 心配になって公園の事務所に問い合わせてみると、臨時駐車場が用意してあるとのこと。 さすが!でもそれにしても遠かった。臨時駐車場からは臨時バスで移動。

富士山を背景にして芝桜満開の図をスマホでパチリ。 そのあとは、ご当地の名物料理フェアが同時開催されていたので、ほうとううどんを注文。 肉は入っていなかったんだけど、とっても野菜のうまみと味噌がマッチ。近所のスーパーで買ったほうとううどんとめんの方さも違うし、味噌の味も違う。本場のほうとうを味わいました。

ゴールデンウィークの思い出

子どもが小さいときは、毎年キャンプに連れて行っていました。

大自然の中での「お泊り」は子どもたちにとって非日常の連続だから、かなりテンションがあがっていました。川のせせらぎの音がする「道志」のオートキャンプ場は複数回利用しました。私は、「川のせせらぎ」というより、濁流の音のように聞こえて、夜もその音に慣れるまで苦労して、寝つきが悪くなってましたが。 そうはいっても。子どもが幼稚園くらいの頃は、自然の中でいろいろな体験をさせることができるので、年1回か2回はキャンプを家族でするように、と積極的に企画しました。アウトドアの活動の中で息子が喜んだのは、野外での料理。父親が火を起こして、お湯を沸かしてカップヌードルを作ったり、鉄板で焼肉やバーベキューをしたり。

お父さんが「火を絶やさずにしろよ」と息子に言うと、言いつけを守ってず~~~っと長時間薪を火にくべ続けていたっけ。こんなに集中するなんて、うちの子すごい!って感心したけど、確かに、焚き火の炎を見つめているのって飽きないです。子どももそんなところがあるのだと思いました。

さて、そんな料理や焚き火や虫取りに夢中だった息子たちも、今では高校生と中学生。 受験も一段落した年で、ここはゴールデンウィークに家族でまとまって再びキャンプに 行こうと計画しました。

いままでと違うのは、テントを張るのはやめてバンガローに泊まること。 キャンプグッズは最低限にして、食材を充実させること。 親のほうも年齢を重ねてのアウトドアは少々荷が重いのです。 情けないけど、車で移動しただけで、現地についたら、スグ一杯やりながらゆっくりしたいと。

でも今回のキャンプは、火起こしも料理も息子たちが何から何までやってくれました。成長したな~